ダイソーの毛糸で編み物を始めてみたいけれど、種類が多くてどれを何玉買えばいいかわからない、という人も多いのではないでしょうか。
ダイソーの毛糸は、素材も太さも商品ごとに違うので、まず「何を作りたいか」を決めてから選ぶと迷いにくくなります。
この記事では、作りたいもの別に合う毛糸と、必要な玉数の計算方法、最初にそろえる道具、買う前に知っておきたい注意点を紹介します。
価格・仕様は、2026年9月18日にダイソーネットストアの商品ページで確認したものです。
価格・色展開・在庫・売り場は変わる場合があり、店舗によって取り扱いが異なる点にご注意ください。
ダイソーの毛糸は「作りたいもの」から選ぶ
まずは素材と太さの早見表
ダイソーの毛糸は、1玉の重さと長さ、合う針の太さが商品ごとに違います。
作りたいものに合う毛糸を選ぶには、この3つを先に見比べておくのが近道だからです。
今回紹介する毛糸を、公式ページの表記で一覧にしました。
| 商品 | 素材 | 1玉の重さ・長さ | 使用針の目安(公式表記) | 向いている作品 |
|---|---|---|---|---|
| リサイクルコットン(並太) | 綿100% | 約40g/96m | 3.0-4.0mm(棒針5号・かぎ針6/0号) | コースター・小物 |
| リサイクルコットン(極太) | 綿100% | 約40g/40m | 4.5-5.0mm(棒針8号・かぎ針8/0号) | はじめての小物 |
| 抗菌防臭アクリル毛糸 | アクリル100% | 約35g/59m | 棒針7-8号・かぎ針6.0-7.0号 | マフラー・帽子 |
| メランジトリコ | アクリル100% | 約45g/81m | かぎ針8/0号 | マフラー・帽子 |
| パティシエ(段染め) | アクリル100% | 約65g | 棒針10号・かぎ針8/0号 | 帽子・ルームシューズ |
| マクラメヤーン(細) | ポリプロピレン100% | 約30g/38m | かぎ針5/0号 | バッグ・タペストリー |
| ブランケットヤーン | ポリエステル100% | 約50g/25m | — | ブランケット・クッション |
「向いている作品」は、素材と太さから当サイトが目安として分けたものです。
パッケージにも使用針が書かれているので、店頭ではそちらもあわせて確認してください。
マフラー・ネックウォーマーを編みたい
マフラーを編むなら、色数が多く1玉の長さもわかりやすい「メランジトリコ」や「抗菌防臭アクリル毛糸」が候補になります。
どちらもアクリル100%で、1玉の長さが公式ページに書かれているので、必要な玉数を計算しやすいからです。
メランジトリコは霜降り調の色合いで、2026年9月18日時点で公式の季節毛糸ページから14色番を確認できました。
抗菌防臭アクリル毛糸は東レの抗菌防臭繊維を使った毛糸で、公式ページでは「不快なニオイの原因となる菌の増殖を抑え、悪臭の発生を防ぐ」と説明されています。
ただし同じページに「全ての菌に効果があるわけではありません」とも書かれており、どんな菌やにおいも防げるわけではありません。
首まわりに直接触れる作品なので、肌ざわりが気になる人は1玉買って試し編みしてから必要数をそろえると安心です。
帽子・ルームシューズなどの小物を編みたい
1玉で色の変化を楽しみたいなら、段染めの「パティシエ」が向いています。
公式ページによると、1玉の中で色がグラデーションのように変わる毛糸で、無地の毛糸を何色も買わなくても表情のある作品になるからです。
ただし公式の注意書きには「玉によって色と柄の表れ方が異なる場合がある」とあり、同じ色番でも1玉ごとに仕上がりが変わります。
左右をそろえたいルームシューズなどは、玉の色の出方を見比べてから選ぶとよいでしょう。
バッグ・タペストリーを作りたい
バッグや壁掛けのタペストリーを作るなら、ふつうの毛糸ではなく「マクラメヤーン」を選びます。
ポリプロピレン100%の糸で、毛糸とは質感も扱い方も違うため、作り方に「マクラメヤーン」と指定されている作品はこちらを使う必要があるからです。
公式ページの使用針の目安はかぎ針5/0号で、1玉は約30g/38mです。
バッグは作品の大きさによって必要な量が大きく変わるので、作り方に書かれた使用量を確認してから玉数を決めてください。
ブランケット・クッションを作りたい
もこもこしたブランケットやクッションカバーを作るなら、極太の「ブランケットヤーン」が候補です。
1玉約50g/25mと太い糸なので、細い毛糸より少ない目数で大きな面積を編めるからです。
太さがあるので、指で編む作品に使われることもある糸です。
一方で1玉25mと短いため、大きな作品ほど玉数が多くなる点は覚えておきましょう。

ダイソーの毛糸で編み物を始めるときにそろえるもの
はじめての1作目は「小さな作品+毛糸に合う号数の針」から
はじめて編み物をするなら、コースターのような小さな作品を決めて、毛糸とパッケージに書かれた号数の針をセットで買うのがおすすめです。
小さな作品なら少ない玉数で完成まで編めて、毛糸と針の号数が合っていれば編み目も安定しやすいからです。
太めの毛糸は編み目を確認しやすい場合がありますが、太さによっては目の大きさをそろえにくいこともあります。
たとえば「リサイクルコットン(極太)」は使用針の目安がかぎ針8/0号なので、ダイソーの「かぎ針(8/0号)」と組み合わせられます。
1玉約40mと短めなので、まずは1〜2玉で編める小物で試してみてください。
「かぎ針(8/0号)」の公式ページには、毛糸の太さと針の太さの目安として、極細は2/0号以下、中細は2/0〜4/0号、並太は5/0〜7/0号、極太は7/0〜10/0号という表が載っています。
公式にも「あくまで目安です」とあるので、試し編みをして目がきつい・ゆるいと感じたら号数を変えてみてください。
毛糸と針のほかに、はさみと、とじ針も用意しておきましょう。
手芸用品メーカーのクロバーの「はじめてのかぎ針編み」でも、用意するものとして「かぎ針・はさみ・とじ針・糸」の4つが挙げられています。
とじ針は、編み終わりの糸始末などの仕上げに使う、先の丸い針です。
何玉買えばいい?必要な玉数の計算方法
必要な玉数は、「編み図に書かれた使用量(m)÷ダイソーの毛糸1玉の長さ(m)」で計算し、端数は切り上げます。
ダイソーの毛糸は商品によって1玉の長さが大きく違い、マフラーも大きさや編み方で必要な量が変わるので、「マフラーなら何玉」と一律には決められないからです。
編み図には、できあがりの大きさと、使う毛糸の種類・量が書かれています。
たとえば手芸用品メーカーのクロバーの「リブ編みのマフラー」は、長さ約174cm×幅約15.5cmで、1玉100g(約250m)の極太糸を使う作品として紹介されています。
仮に使用量が400mの編み図を、1玉約81mのメランジトリコで編むなら、400÷81=約4.9なので5玉です。
これは必要量の単純計算なので、編み間違いや色の差に備えるなら、さらに1玉を予備として用意すると安心です。
編み図と違う毛糸を使うと、同じ長さでも仕上がりの大きさが変わることがあるので、編み図の毛糸と太さの近いものを選び、試し編みで確かめてから必要数をそろえましょう。
コースターやミニポーチのような小物なら、1〜2玉で作れるものも多くあります。
ダイソーの毛糸を買う前に知っておきたいこと
季節で品ぞろえが変わるので、必要な数はまとめて買う
ダイソーの毛糸は、必要な玉数を最初にまとめて買っておくのがおすすめです。
季節によって品ぞろえが入れ替わるため、途中で足りなくなっても同じ色を買い足せないことがあるからです。
ダイソーネットストアには「秋冬毛糸」「春夏毛糸」という季節別のページがあります。
2026年9月18日時点では、秋冬毛糸のページにメランジトリコやウール100%毛糸、もこもこした質感の「もこCafe」「フラッフィー」などが、春夏毛糸のページにはコットン素材の「コットナブル」「チャンキーコットンミックス」やマクラメヤーンが載っていました。
公式ページにも「商品は予告なくデザイン変更、または取り扱いを終了する場合がある」と案内されています。
マフラーやブランケットのように何玉も使う作品は、編み始める前に必要数をそろえておきましょう。
同じ色番・同じロットでそろえる
何玉も使う作品では、同じ色番の中でも、できるだけ同じロット番号のものをそろえて買います。
製造ロットによって色味に差が出ることがあり、メランジトリコやブランケットヤーンの公式ページにも、同じロットでの購入をすすめる注意書きがあるからです。
ほかの毛糸も、商品ページやパッケージにロット差の注意があれば、同じロットでそろえておきましょう。
ロット番号はパッケージのラベルで確認できるので、レジに持っていく前に見比べてみてください。
ダイソーの毛糸の売り場はどこ?
ダイソーの毛糸は、手芸用品・ハンドメイド用品のコーナーに置かれていることが多いです。
かぎ針などの編み物の道具も、同じコーナーの近くにあることがよくあります。
秋冬には毛糸の特設コーナーが作られることもありますが、配置は店舗によって異なります。
見つからないときは、店員さんに聞いてみるのが早道です。
手芸コーナーが小さい店舗では毛糸の種類が少ないこともあるので、行く前に在庫を調べておくと無駄足になりません。
DAISOアプリで「在庫のある近くの店舗」を探す
いちばん確実なのは、公式の「DAISOアプリ」で在庫のある近くの店舗を先に探しておく方法です。
アプリのホーム画面にある「店舗・在庫を検索する」から店舗を選び、商品名で検索すると、その店舗の在庫状況が表示されます。

大創産業の公式ニュースリリース(2024年2月28日)によると、在庫状況は「在庫あり・残りわずか・在庫なし・取り扱いなし」の4段階で表示されます。
さらに、選んだ店舗に在庫がない場合は、近隣店舗の在庫状況もまとめて検索できます。
「いつもの店にはなかったけれど、隣の駅の店舗にはあった」というように、在庫のある店舗を家にいながら探せるのが大きなメリットです。
アプリの利用料金は無料で、会員登録やログインが必要なのは、ダイソーネットストアなどのサービスを使うときと案内されています。
表示されるのは前日夜時点の在庫で、来店時には売り切れていることもあります(一部、在庫検索の対象外の店舗もあります)。
ただし、アプリでわかるのは在庫の有無までで、店内のどの棚にあるかは表示されません。
在庫のある店舗が見つかったら、この記事で紹介した売り場の目安を参考に探してみてください。
毛糸は色番ごとに商品が分かれているので、検索するときは色番まで入れると目当ての色を探しやすくなります。
セーターなど大きな作品を編むときの注意
セーターのように何玉も使い、長く着る作品をダイソーの毛糸で編むなら、必要量の確保と素材の確認を先にしておきましょう。
季節で品ぞろえが入れ替わるため、途中で足りなくなっても同じ色やロットをあとからそろえにくい場合があるからです。
アクリルやポリエステルの毛糸は洗濯しやすいものがある一方、使い方や摩擦によっては毛羽立ちや毛玉が出ることがあります。
大きな作品では、必要な玉数をまとめて確保できるか、素材や加工が用途に合うかを確かめ、手芸専門店の毛糸とも比べて選ぶとよいでしょう。
ダイソーの毛糸についてよくある質問
Q. 初心者はどの毛糸から始めればいいですか?
A. まずはコースターのような小さな作品を、使用針の号数がパッケージに書かれた毛糸で編むのがおすすめです。
たとえばリサイクルコットン(極太)はかぎ針8/0号が目安なので、同じ号数のかぎ針と合わせてそろえられます。
Q. マフラーには何玉必要ですか?
A. 作るマフラーの大きさや編み方と、毛糸の1玉の長さで変わります。
編み図に書かれた使用量を、ダイソーの毛糸1玉の長さで割り、端数を切り上げて計算してください。
たとえば使用量400mの編み図をメランジトリコ(約81m)で編むなら5玉で、予備を用意するならさらに1玉です。
Q. 前に買った色がもう売っていません。
A. 季節で品ぞろえが入れ替わるため、同じ色が手に入らないことがあります。
まずはDAISOアプリで近くの店舗の在庫を調べてみてください。
見つからない場合は、配色を変えて、縁や模様の部分に別の色を使うのも一つの方法です。
Q. 毛糸と針は同じ売り場にありますか?
A. かぎ針などの道具は、毛糸と同じ手芸コーナーの近くに置かれていることが多いです。
毛糸のパッケージに書かれた使用針の号数を確認してから選ぶと、失敗が少なくなります。
まとめ
ダイソーの毛糸は、作りたいものを先に決めてから選ぶと迷いにくくなります。
マフラーならメランジトリコや抗菌防臭アクリル毛糸、小物ならパティシエ、バッグならマクラメヤーン、ブランケットならブランケットヤーンが候補です。
必要な玉数は「編み図の使用量÷1玉の長さ」を切り上げて計算し、予備の1玉も含めて、同じ色番・同じロットでまとめて買っておきましょう。
季節で品ぞろえが変わるので、目当ての毛糸はDAISOアプリで在庫のある店舗を調べてから出かけるのがおすすめです。
参考: ダイソーネットストア「秋冬毛糸」 / ダイソーネットストア「春夏毛糸」 / 大創産業「在庫検索機能」ニュースリリース








